心うるおう豊かな緑を暮らしに取り込んだ平屋 – REALIZE

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心うるおう豊かな緑を暮らしに取り込んだ平屋

Place : 東信地区

Family : 3人

愛犬に導かれるように
信州で叶えた二拠点生活

 みずみずしい木立に囲まれた別荘地。グラデーションが美しいタイルと黒い塗り壁をまとった平屋が、豊かな緑と調和するように凛と佇んでいます。
 横浜を拠点に暮らすOさんがこの場所と出会ったのは、愛犬がきっかけでした。「保護犬を迎え入れて、家族旅行で犬と泊まれるホテルを探していたとき、知人から『軽井沢がいいよ』と勧められたんです」と奥様。そうして訪れたこのエリアで、緑あふれる環境にすっかり魅了されたOさんは、セカンドハウスをもちたいという思いを強くします。「不動産会社から紹介されたのが、リアライズさんが建売住宅として建築中だったこの家。構造は決まっていましたが、内装など細かなプランは要望を聞いてもらうことができました。打ち合わせはオンラインが中心。それでも対応が素早く、遠方でも不安はありませんでした」とご主人は話します。

庭の木々に包まれるように立つO邸。グレーのレンガ敷きの前庭と、黒壁の平屋がシックな佇まいを演出する。ガレージから玄関に抜けるアプローチには、木製ルーバーを配しているのがアクセント。

 決め手となったのは、古い木々に囲まれ、おおらかな自然が残されていたこと。「まるで森の中のようだ、と感じました。庭には樹齢200年の栗の木もあるんですよ」。加えて、リアライズが手がける洗練されたデザインと、周囲の自然と一体になった心地いい空間が、自分たちの好みにぴったりだったといいます。
 敷地に合わせてゆったりと建てられた平屋には、LDK、ご夫婦と娘さんの部屋、ゲストルームをレイアウト。森のような庭とつながるウッドデッキも設けられ、愛犬とともに、信州での暮らしを慈しむ日々です。

リビングから続くウッドデッキで、ソファに座って庭を眺めるのが至福のひととき。愛犬も、このデッキでよくお昼寝しているという。

セカンドハウスはワンフロアで完結する平屋が理想だったそう。Oさんの希望を詰め込み、思い描いていた住まいが実現できた。

森のような風景と響き合う、
モノトーンの住まい

 玄関を抜けてリビングへ足を踏み入れると、大開口の窓いっぱいに庭の緑が広がります。野鳥のさえずりが耳をくすぐって、Oさんが「まるで森の中のよう」と感じた第一印象そのままの空間です。5m近い天井高と、Oさんが希望した天井まで届くハイドアも、開放感をいっそう引き立てています。

グレー系の内装で統一したリビングは、天井が高く開放感たっぷり。テーブルの奥にあるのが、ガラス越しに炎を楽しめるバイオエタノール暖炉。

大きな掃き出し窓から庭の緑を見渡す、居心地のいい空間。「ペンダントライトなど、インテリアは“3連”をテーマにしました」とOさん。

 都会との二拠点生活で、信州に滞在するのは毎月1週間から10日ほど。ガレージから土間収納を通って玄関ホールへとつながる動線は、荷物が多くなりがちな滞在時や買い物帰りにも重宝しています。冬は厳しい寒さに包まれますが、高断熱仕様と全館床暖房によって、室内はいつも快適だといいます。「ドイツに駐在していたときの家が床暖房だったので、ここでも取り入れたかったのです。リビングには、バイオエタノール暖炉も置いています。着火も簡単で、煤や煙も出ず、燃料も場所を取りません。炎を眺めているだけで、癒されますね」

玄関ホールも広々。大理石風のタイルの壁が、ホテルライクな高級感を醸し出す。こちらの照明も3連。

横浜の家が白ベースのキッチンなので、この家では黒に統一。吊り天井を設け、換気扇を目隠ししてすっきりした印象に。吊り戸棚の上には3連を意識して、イッタラのマリボウルをディスプレイ。

寝室は、森の中のリゾートホテルのよう。建物に凹凸を設けたことで、小窓からも光と緑を取り込める。

 もう1つのお気に入りは、リアライズの提案で洗面室横に設けた約2.5畳の坪庭。ライトアップした庭を眺めながら湯船に浸かれば、心までほどけるような時間が流れます。
 春は桜、初夏にはご主人が手入れするバラやジャーマンアイリス、秋は紅葉に栗拾いまで。家にいながら、移りゆく四季を家族で満喫しています。「毎年違う表情を見せてくれるから、飽きることがありません。どの季節も格別で、この家で過ごすのがとても楽しみなんです」

バスルームから眺められる坪庭。雨や雪が入らない屋根付きで、植栽は軽井沢に自生する木を模したフェイクグリーン。非日常のバスタイムが楽しめる。

洗面室にはタオルや着替えをしまえるよう、デザインを揃えつつ収納もしっかり確保。奥に見えるのが、玄関ホールと玄関収納。

前庭のロックガーデンと庭のバラのアーチは、庭師の手によるもの。暮らし始めてからは、ご主人が積極的に庭づくりを楽しんでいるという。「いろいろな植物や花を植えています。バラだけでも20種類くらい咲きますよ。気候の移り変わりに対応できない植物もあって難しいですが、楽しいものですね」

著作権について
このページに記載されている記事本文、写真等は「住まいnet信州」VOL.47より転載しています。

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