森に溶け込む平屋のセカンドハウス – REALIZE

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森に溶け込む平屋のセカンドハウス

Place : 東信地区

Family : 4人

樹齢30年超の木々になじむ
モダンなデザイン

「森が広がるロケーション、LDKから眺める非日常的なビュー。『いつかこの地に住まいをもちたい』という夢が、この家で叶いました」
 リアライズが設計施工した住宅と出合い、国内有数の別荘地で待望のセカンドハウスを手に入れたRさんご家族。自宅のある都会から毎月のように訪れ、夏と冬の休暇には長期滞在をしています。

雑木林の中に佇むRさんのセカンドハウス。屋根勾配2/10以上とする地域の景観条例に配慮しつつ、切妻屋根の片側を延ばした招き屋根がモダンな表情を演出。 

Rさんは、妻と二人のお子さんとの4人家族。セカンドハウスで過ごす長期休暇を心待ちにしている。

 高原エリアの風土を熟知し、自然環境に溶け込むモダンな住まいを数多く手がけるリアライズ。同社の設計は、まず周辺環境を丁寧に読み解くことから始まります。もともと、この敷地の周囲には、樹齢を重ねた広葉樹の森が広がっていました。そこで、高低差のある敷地の中でも森を見晴らせる東側の高台に建物を配置。おおらかな招き屋根とレッドシダーの軒が印象的な建物を計画しました。
 厳しい気候条件や地域の建築ルールに沿いながら、洗練された佇まいを実現できるのも同社の持ち味の1つ。「内外ともにシンプルでタイムレスな建築様式をベースに、環境になじむ素材を選んでいます。樹齢30年を超えるクヌギやミズナラ、モミジなど、敷地内の樹木は極力残し、森と一体となれる住まいを目指しました」と営業担当の田中さん。  外構は、地域の気候や植生を熟知した造園会社に依頼。既存の樹木を生かすことで、まるで以前からそこにあったかのような、風景と美しく調和する住まいが実現しました。

森を見晴らす約27畳のLDK。L字型の壁で空間を緩やかに分けつつ、どこにいても家族の気配と一体感を感じられる。

以前の住まいから持ち込んだ家具が空間に自然になじみ、白を基調とした室内にダークグレーが落ち着きを添える。ペンダントライトはリアライズのセレクト。

広大な庭、自然と一体となる
LDKで楽しむ炎の豊かさ

 R邸は、平屋ながら風景を見下ろす立地も相まって、まるで2階建てのような開放感も味わえます。庭に面した南西にはLDKを配し、ワイドなデッキテラスを計画。ソファやチェアに腰掛けると、森と自分とが溶け合うような感覚を体感できます。「理想的な平屋とは何かを考えて設計しました。敷地の広さを生かし、LDKから庭を一望できる贅沢な配置としています」と田中さん。
 炎のある暮らしの豊かさも、Rさんがこの家で知ったことの1つ。過ごしやすい季節には庭で焚き火をするのが何よりの楽しみ。緑に囲まれて炎を見つめ薪のはぜる音に耳を澄ますと、心も体も解き放たれ、「自分をリセットできるんです」。

リビング脇に設けた4.5畳の和室。縦格子の引き戸と縁のない畳がモダンな空間に調和する。

ダイニングは、デッキテラス越しに森を望める特等席。

艶のある黒を選んだキッチンカウンター。動線と収納にも配慮して、誰もが立ちたくなる使いやすいキッチンを追求した。

東側の寝室は、外からの視線に配慮して窓のサイズを抑え、風景を切り取るように配置。

玄関につながる洗面スペースは、直線と円を組み合わせたモダンなデザイン。

浴室には石張りのユニットバスを採用。「旅先での体験を生かし、非日常感を大切にしました」と同社代表の篠原さん。

落葉樹の葉が落ちる秋冬には、やわらかな陽光が室内にたっぷりと差し込む。

屋根勾配がそのまま現れた、開放感あふれる玄関ホール。

 室内では、憧れだった薪ストーブのある暮らしを実現。高い断熱・気密性能によって、冬でも薪ストーブ1台で家中が暖まり、「寒さを感じることはありません」と話します。
 自然を間近に感じられるデッキテラスも、お気に入りの場所。降水量の多いこの地域では、屋根のある屋外空間が暮らしの幅を広げてくれます。澄んだ空気の中で朝食をとったり、雨音をBGMに読書や昼寝を楽しんだり……。快適に暮らしつつも自然と深くつながる住まい。ここには森とともに生きる贅沢が息づいているのです。

冬は、リビングの薪ストーブに火を入れるのが日課。森で拾った枝を焚きつけ材として活用している。

幅約8m、奥行き約2.7mのデッキテラスは、屋根に守られた“もう一つの部屋”。一人で庭を眺めたり、愛犬と遊んだりと多彩な過ごし方ができる。

著作権について
このページに記載されている記事本文、写真等は「住まいnet信州」VOL.46より転載しています。

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